スクール情報|スクールの受講にご興味ある方へ
2023年02月25日

【セラピストさん向け情報】会社員を辞めてセラピストを選んだ理由

 

「川本さんはなぜこの仕事(セラピスト)を

 選んだんですか?」

今回はよく受講生の方やお客さまから、

受ける質問にお答えしたいと思います。

 

冒頭のご質問。

特に会社員の方からいただくことが多いです。

 

私の話で恐縮ですが、

もし、これから何をしたいかとか

セラピストの仕事に迷いがあれば、

参考にしてくださると嬉しいです。

 

なぜ、会社員をやめて独立したのか?

そして、仕事としてセラピストを選んだのか?

 

実は私、独立の際に、

旅館の女将になりたいと思ってました。

 

そう思った理由は、

自信をもって自分を語れる”確かなもの”が欲しかった

からなんです。

 

前職は会社員でした。

広告会社に17年、勤めました。

 

リクルートという会社で、

割りと大きなところでしたから、

営業から、育成や採用まで、

などさまざまな仕事に携わりました。

 

その過程で、

さまざまなスキルや考え方も

学ばせてもらいました。

 

なかでも、

求人広告の営業では、

担当する会社の経営者や人事の方に

「いい人が採用できた!」

と喜んでもらえたり、

入社された方に

「この広告がきっかけで人生が変わりました!」

と言っていただけることもあり、

とても嬉しかったことを覚えています。

 

また、

売上をあげることを、

みんなで喜び合えたり、

チームメンバーが、

営業マン、営業ウーマンとして

たくましくなっていくことにも、

とてもやりがいを感じておりました。

 

一方で、会社組織ですから、

数字も厳しく要求されます。

 

なかなか目標が達成できず、

苦しい思いや悔しい気持ちにさせられたことも、

たくさんありました。

 

さまざまなことがあった、

会社員時代でしたが、

人に喜んでいただける喜び

仲間とのビジネスマンとしての成長や

新しいことを創り上げていく喜び、

そういったことを手にした、

とても充実した時期でした。

 

でも、

ふと、あるとき考えたんです。

 

自分の人生や社会での役割ってなんだろう?

 

会社員である自分は、

会社の中でしか、

活かされてないような気がしました。

 

何かが足りない気がしていたんです。

 

「川本貴子」

として活かされる

「何か」

になりたかったんですね。

 

だからといって、

資格もなく、

やりたいことや好きなことが

あるわけではありませんでした。

 

ですから、

会社をやめたとしても何をやるか、

答えは見つけられません。

 

30歳になるころから、

ずっと頭の片隅に

「何か」

を探そうとしてました。

 

そんなとき、

「旅館の女将」

という選択を見つけたんです。

 

私は旅行が好きで、

当時、雑誌でステキな旅館を見つけては

同僚と泊まりに行っていました。

 

よく訪れていたのは、

大型の旅館というよりは、

小さくてもこだわりのある宿でした。

 

細部にわたるオシャレ感や

あたたかいおもてなしのこころ、

 

非日常の空間で日頃の忙しさから解放され

ゆっくりくつろぐ・・・

そんな場所を創り出すのっていいなと、

ふと思ったんです。

 

しかも、

年を重ねても

「女将」

としてずっと続けていける。

 

女性だからこそできる仕事で

仲間と創り上げていける。

 

会社でやりがいを感じていることが

そのままできると感じました。

 

「女将になろう!!」

と気持ちが弾みました。

 

それからは、

女将募集のサイトを見たり、

女将の跡継ぎになるための結婚情報を見たり、

「女将塾」なるものをスタートされた旅館に

城崎温泉まで話を伺いに行ったり。

 

にもかかわらず、

いまひとつ踏み切れなかった、、、

 

なぜなんだろう?

あれほど気持ちが弾んだ、

「女将」

という仕事なのに、

どうにも違う気がする。。。

 

ある旅館に泊まったときに、

その理由に気づきました。

 

「どんな旅館も、

 すでにそこに存在していて、

 歴史も積み上げられている」

 

つまり、

「自分の世界をすぐに創れる訳ではないんだ」

と、いうことでした。

 

結局、私が手にしたかったのは、

「私自身でイチから築き上げたもの」

だったんですね。

それに気が付きました。

 

そうなると、旅館はなかなか難しい。

 

それはそうです。

自分で旅館を創るなんて資金もないし、

経営のノウハウも全くないし・・・

 

私はエステも好きなんです。

会社員時代も毎月通っていました。

 

かたまった体をほぐし、

リラックスも兼ねて、

楽しみに通っていました。

 

「女将は難しいかなぁ」

なんて思い悩み始めたとき、

ベッドで気持ちよくエステを受けていて、

ひらめいたんです。

 

「この仕事いいかも!!」

 

私が本当にやりたかったのは、

「旅館の女将」

ではなく、

「旅館の女将をやることで手に入ることを手に入れる」

です。

 

それが、

サロンオーナーで実現できるのでは、

と気づきました。

 

直接自分の手で人に喜んでもらえる。

おもてなしやこだわりの空間で

くつろいでもらったり、喜んでもらえる。

 

「これだ!」

 

もちろん、全くの異業種です。

施術の経験も資格もないし、

人脈もない。

 

けれども、旅館の女将よりは、

資金面でハードルが低く、

身近に始められると思ったんです。

 

何より、年を重ねても、

会社の中の一人ではなく、

手に職を持てていることに、

誇りをもてそうと思いました。

 

人の顔を触ったこともないし、

人の肩をもんであげるなどもしたことない。

 

でも、セラピストの仕事は、

私が体の疲れや美容を人の手にゆだねたように、

私も誰かの役に立てる仕事だ!

と思えたんです。

 

会社を辞めて独立するわけですから、

収入の心配はありました。

本当にサロンオーナーを目指すべきか、

当時、とても迷ったのが

今でも思い出されます。

 

「50歳60歳になって、安定した収入を得て、

 組織に属する一員である自分」

 

「手に職を持って、その仕事に誇りを持って

 邁進(まいしん)している自分」

 

両方を比べたときに、

どちらの人生が後悔しないか?

 

私にとって、

「収入を心配する」

と、失うことに怯えるより、

「どうしたら収入を得ることができるのか」

と、創り出すことを考えるほうが、

健全に思えたんです。

 

そして、

「人生は1回!後悔はしたくない!」

と、思い切って、

17年の会社員生活を卒業しました。

 

漠然としていた

「何か確かなもの」

が欲しいという気持ち、

 

手に職をつけることで、

その何かが明確になり、

人生でやりたいことにつながりました。

 

「独立する」

「起業する」

 

人によっては、

これは簡単なことではないと思います。

 

ですから、安易に、

「独立したほうがいいよ、楽しいよ」

と勧めるつもりはありません。

 

けれども、

もし、あなたが、

これから何をしたいか分からない、

セラピストの仕事に迷いがあれば、

何か少しでも、参考になると幸いです。

 

あなたが本当に手に入れたいものは

なんでしょうか?

 

ここまでお読みくださりありがとうございます。

 

ご感想やご質問がありましたら

下記LINEのお友だち追加のあとトークにてお送り下さい。

お待ちしています♪

:::::::::::

LINEお友だち追加はこちらから
↓↓↓

https://lin.ee/rajbXgM

★お友だち追加していただくと、プレゼントがあります。

予約であふれるサロンの創り方!7つのステップ

ぜひ、お受け取りくださいね!