コラム
2022年07月07日

セラピストになるには資格が必要?資格の種類や年収を紹介

セラピストの仕事に興味があり、働きながら資格を取りたいという人も増えています。ただし、セラピストの種類や年収などの詳細については、あまり知られていません。セラピストにはさまざまな業種があり、目指す方向によっては、必要資格も異なります。

そこで今回は、セラピストに興味がある人に向けて、資格の種類や平均年収について紹介します。資格を取得する際のポイントも解説するので、独学で学ぼうとしている人も、ぜひ最後まで読んでみてください。

セラピストの資格には2種類ある

セラピストの資格には、大きくわけて、国家資格と民間資格があります。資格なしで求人募集しているサロンもありますが、無資格だと施術内容によっては違法になることもあるので、しっかりと確認しましょう。

始めに、国家資格と民間資格では、どのようなセラピストの種類があるのかを紹介します。

国家資格のセラピスト

国家資格のセラピストは、自治体や医療施設などでニーズが高いのが特徴です。安心して仕事を続けられるメリットがあり、一生ものの資格になるでしょう。資格取得には専門学校や大学院、必要に応じて大学院を卒業する必要があります。時間と費用がかかってしまうのがデメリットといえるかもしれません。

国家資格のセラピストには、以下のようなものがあります。

  • 理学療法士
  • 柔道整復師
  • あん摩マッサージ指圧師
  • 公認心理士

民間資格のセラピスト

民間資格のセラピストは、国家資格のセラピストと比べて幅広く、さまざまなジャンルを選べるのが特徴です。未経験からでも活躍しているセラピストも多く、研修カリキュラムが充実しているサロンもあります。

民間団体が資格や終了証を発行しているケースがほとんどで、国家資格よりも短期間で取得できることが多いです。通信講座で取得できることも多く、費用は3万円から50万円を超えるものまで、数多くあります。ただし、どの民間団体の資格を取得するかで活躍の場が変わるため、自分のやりたいことを明確にしておく必要があるでしょう。

民間資格のセラピストには、以下のようなものがあります。

  • アロマテラピー
  • リフレクソロジー
  • エステティシャン
  • リンパセラピー
  • カラーセラピー
  • アニマルセラピー
  • カウンセラー

セラピストの年収はどのくらい?

セラピストを目指している人は、どのくらい稼げるかも気になるところではないでしょうか。求人サイトの調査によると、以下のような統計データが出ています。

セラピストの仕事の平均年収は約364万円

引用元:『求人ボックス セラピストの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)』 より引用

日本全体の平均年収は、約445万円(2022年時点)といわれているため、セラピストの年収は日本全体の平均より低めの傾向があります。また、アルバイトや派遣社員の平均時給は、以下のようなデータが出ていました。

アルバイト・パートや派遣社員では平均時給がそれぞれ1,017円、1,406円となっています。

上記のデータはあくまでも目安のため、施術内容や料金単価によっても、年収は増減するでしょう。また、地方よりも首都圏のほうが、年収は高くなる傾向があります。

セラピストの資格を取得する際のポイントは?

ここからは、セラピストの資格を取得する際のポイントについて解説していきます。講座やスクール選びで間違ってしまうと、活躍するチャンスがつかめず、毎月の収入も安定しません。今回は大きくわけて3つのポイントを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

結果が出る知識やスキルを習得する

1つ目のポイントは、結果が出る知識とスキルを習得することです。通信講座では、働きながら費用を抑えてセラピストの資格を取得できますが、現場経験が身につきません。セラピストに必要な基礎知識を身につけるのは重要であっても、知識だけでは、セラピストとして働くことに不安を感じてしまうでしょう。

そこでオススメなのが、結果が出る専門的な知識やスキルを習得することです。たとえば、エステティシャンであれば「小顔」、リンパマッサージであれば「筋膜」など、何かしらの強みをひとつでも身につけるといいでしょう。また、接客業が未経験の方は、基本的なビジネスマナーやコミュニケーションスキルを学んでおくと、現場に出たときに役立ちます。

コミュニケーションスキルを学べる講座を選ぶ

2つ目のポイントは、コミュニケーションスキルを学べる講座を選ぶことです。セラピストに必要な技術を短期集中で学ぶ講座を受けると、セラピストになるための自信がつきやすくなります。ただし、セラピストは技術だけでなく、コミュニケーションスキルや気配りも欠かせません。

セラピストとして結果を出すには、総合的な満足度を高めることが大切です。たとえば、お客様の悩みを引き出すカウンセリング力や、リピートにつなげるセールス力などがあります。とくに、独立開業を考えている方は、早めに学んでおくことで差別化ができるようになるでしょう。

集客スキルが学べる講座を選ぶ

3つ目のポイントは、集客スキルが学べる講座を選ぶことです。セラピストとして活躍するには、集客スキルは欠かせません。セラピスト業界は競争が激しいため、どのようにファンを作っていくかが、成功のカギといえるでしょう。

具体的には、集客のノウハウからSNSの発信まで、自分をブランディングする方法を学べる講座を選ぶことです。また、サロンのコンセプトづくりをサポートしてくれる講座では、独自性を生み出すことにつながります。

まとめ

セラピストの資格には、国家資格と民間資格があり、それぞれメリットとデメリットがあることをお話ししました。また、セラピストの年収は地域や施術内容、単価によっても、大きく変わってきます。働きながら資格を取りたいと考えている人は、自分が目指したい方向性を考えて、慎重に講座を選ぶようにしましょう。

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